♯62 千円握りしめお散歩へ〜池上梅園・・そして温泉?へ。
腰が痛い・・・。
整形外科へ伺い、ここ1週間は薬を飲んだり湿布を貼ったりと対応してきたのですが、今日は初めてリハビリに行ってきました。
先生曰く「右腰の筋肉が硬くなりすぎているのが原因」
右の筋肉が弱いと指摘されました。
そんな筋肉をほぐすために行ってみたわけです。
地味〜に、右側を鍛えていくトレーニング法を教えてもらいつつ、ほぐしてもらったりしました。
早く良くなればいいのですが・・・。
さてさて、先週の月曜日。
土日の仕事は忙しさが半端なく・・・(これが腰痛の根源なのですが)
休みだった月曜日の使い方を迷いました。
家でゆっくり(グダグダ)してしまったら、あっという間に1日が終わってしまいそうだったので、せっかくの良いお天気を見逃すまいと、早めに洗濯を済ませお出かけです。
この日の予算は1000円(笑)
主なスケジュールは・・・
・池上本門寺で参拝
・池上梅園を散策
・蒲田温泉で温泉療養
まずは川崎からお隣の蒲田駅まで向かいます。
ほんの数分で着きますが、普段降りることはないのでキョロキョロしてしまいます。
蒲田駅から池上線に乗り換えます。
思いの外、可愛い電車で気分も上がります。
中もレトロな感じで、普段見慣れない景色を楽しみたいところですが、これまた2駅目で下車。
電車に乗っていた時間は10分程度。
「日帰り旅」と言うにはあまりにも近すぎますね(笑)
池上と言う駅を降り、徒歩10分程で「池上本門寺」に到着です。
・・・96段の階段がとてもきつそうです。
早速登ってみます。
階段の途中には早咲きの桜。
可愛い!!!
人が集まっていて写真を撮っているので便乗するわけすが、皆さんが集まっているのは綺麗な桜を見ているだけではありませんでした。
2羽のインコが桜の花をついばんでるではありませんか!!!
そして、つついては花をどんどん落としていきます。
そういえば、都内でインコが大繁殖というニュースを見たことがありました。
調べてみるとワカケホンセイインコと言うという種類で、もともとはインドやスリランカに生息するインコのようです。
逃げ出したり、手放されたインコがどんどん増えていってしまったのでしょう。
問題になっているようですが、こうやって2羽だけ見ていると可愛くて心和みます。
インコちゃんがどんどん花を落としていきます。
まわりの皆さんが「あらあらあら」と言いながらもにこやかです。
到着!!!
頑張って登った感を味わえる景色です。
立派な仁王門です。
何気に本殿まで遠いです。
広ーーーーーい!!!
厳かな雰囲気・・とは思えず、ついつい伸びをしてしまいたくなりそうな、空気の良さを感じてしまいます。
お寺の周りにはついつい足を止めてしまうような、昔ながらの家屋やお店がちらほら。
↑ 上の「萬屋酒店」さんは、本門寺の入り口のすぐにあります。
久寿餅のお店も数店舗ありました。
電車に乗りたった10分程で来た池上ですが、普段見ない街並みがあり、歩いているだけで楽しくなります。
更に数多くのお寺が至る場所にあり、1日ゆっくりお散歩を楽しむには丁度良い広さかもしれません。
↑ 萬屋酒店にも置かれていたパンフレットです。
この日のお目当ては「池上梅園」だったので、散策はそこそこに目的地へ。
本門寺からぐるっと時計回りの裏手にある梅園への道のりは10分程。
その間もお寺がいくつもあり、可愛い梅の花を見ることができました。
お天気も良く、お花も気持ちよさそうです。
枝っぷりがもはや芸術(笑)
もうすぐに梅園に到着なのですが、ついつい足が止まってしまいます。
到着!!
もはや都内とは思えません!!
見頃を迎えた梅の花がお出迎えです。
ちょうど一週間前ですが、この日は7分咲きと案内に書かれていました。
桜より長い間楽しめるので、今月・・そして3月の初旬まで梅まつりが開催されます。
30種類ほどの梅が植えられ、白梅150本、紅梅220本。
小規模ながら、丘いっぱいに咲く梅はとてもとても可愛らしいです。
お家でグダグダしてなくて良かったです!
思いっきり癒されちゃいます。
白い梅もまた可愛い。
カメラ欲しくなりますね。
少しばかり階段の上り下りがあります。
下った先には庭園があり、また違った印象があります。
中のお部屋は茶会や句会など、静かな催しに限り利用することができるようです。
普通にカフェにしてくれれば、是非お茶を頂きたいものです。
小さな苗木が育てられていました。
ぐるりと一周するにのに30分かからない距離ですが、随分ゆっくり散策しました。
入園料は
大人(16歳〜65歳)100円
小人(6歳〜16歳) 20円
65歳以上は無料
とってもありがたい料金設定です。
是非是非来年も伺いたいです。
さてさて、私は腰が痛かったりします。
なに歩き回ってるんだ?と、言いたいところですが、蒲田に戻り明るい内からお風呂に入りに行きます。
療養です(笑)
立て替えていますが、創業は昭和12年。
温泉と言えど一般の銭湯と同じお値段の470円です。
先に出て行ったオジさんが、開けっ放しで出て行きました。
開けたら閉めるのをお忘れなく。
朝10時から営業しているようです。
この手のドライヤーを見たのはいつ振りでしょう。
実際に使っている方がいらっしゃいましたが、終わった後、髪の毛が全部逆立っていました(笑)
伺ったのは2時半ごろ。
ちょうど、お客さんが途切れたので写真を撮らせてもらいました。
とにかく黒いです。
小さな浴槽で、二つに分かれています。
そして、一つの浴槽の温度はなんと46度!!!
身体を入れて、肩まで浸かることなく断念(笑)
黒さも半端ありませんが、熱さも普通じゃありません。
そして、普通の銭湯です。
電気風呂というものがありましたが、怖くて入ることはできませんでした。
本当にビリビリくるのでしょうか・・・。
最初は一旦途絶えたお客さんですが、15時を過ぎる頃にはどんどん入ってきます。
先にゆっくり身体も頭も洗い上がり、のんびり湯に浸かりながら、おばあちゃん同士で背中を洗いあっているところを眺めたり。
お風呂上りにも、ボディローションが背中に塗れないと言う別のお婆ちゃまに、
「ほれ、かしてみな、塗ってやっから!!」
なんていうやりとりもあったりと、なんとも言えない昭和な感じに癒されました。
ゆっくりお風呂に入り、腰も良い感じでしたが、なんだか気分までも良くなってしまう、そんな1日になりました。
お手頃銭湯旅、癖になりそうです(笑)
おしまい。