♯61 修善寺で寄り道〜修善寺にある修禅寺。漢字が違うのね!!
修善寺に立ち寄ったのは初めてでした。
よく聞く温泉地でもあり、なんとなく知っているような気になっていましたが、実は知らないことばかりの場所でした。
「伊豆の小京都」
路線バスに乗った際に、運転手さんがまるで観光ガイドさんのようにアナウンスしてくれました。
嵐山という山があったり、竹林の小径、そして渡月橋まで!!!
小さな・・というより、パクリすぎ(笑)
かなり驚きました。
散策するにはコンパクトで歩きやすいですし、雰囲気もとっても良いです。
着いたのはお昼ちょっと前。
お目当のお蕎麦屋さんへ。
晴れとも曇りとも言えない空からお日様が差し、不思議なお天気。
山葵で有名な中伊豆。
修善寺についての知識は全くないので、ネットに頼って決めたお店です。
外の佇まいも素敵でしたが、店内も良い感じ。
この中では高価格帯な禅寺そばがお目当てですが、出て来れば納得の人気メニューです。
ワサビが葉付きでついてきました。
出てきた時に、お蕎麦の量が少ないかも・・・
なんて思ったのですが・・・
赤い蓋を開けると、山菜!!
そしてとろろが!!!。
とろろで蕎麦を食べると思いきや、下に蕎麦がしっかりと収まっていました。
食べながらの味変で山菜や、ゴマもその場で擦れるようになっていて、用意された薬味も加わり、かなり楽しめます。
お蕎麦自体の美味しさももちろん、最後のそば湯まで堪能できました。
「ワサビの茎で作ったんですよ」
と、言う浅漬けは、酸っぱ甘い味付けに程よい辛さがありました。
最初の見た目以上のボリュームで満腹です。
週末には行列が出来る人気店。
とっても美味しいお蕎麦がリーズナブルに食べられるお店でした。
ごちそうさまでした
さてさて、食後の運動はのんびりお散歩です。
とっても控えめな佇まいなのですが・・・
杉、太っ!!!
杉の木の太さのインパクトに驚き奥へ進んでみます。
狛犬も可愛い。
写真撮ってる私を放っておき、旦那さんは一人でお参りに。
急いで追いかけます。
拝殿横にはまた真っ直ぐに伸びた杉の木が。
その前には絵馬が掛けられていたので最初は分からなかったのですが・・・
裏へ回ってみると、2本立っている杉の根元が繋がっていました。
これって、1本?2本?
この杉の木に願いを託し、縁結び、子宝を祈願しに訪れる方がたくさんいらっしゃるそうです。
なんだか特別なパワーを感じる神社でした。
オブジェ化した人力車でしたが、ちゃんと乗せてくれるそうです。
乗っている方には一度も遭遇しませんでした。
今年は・・・今年は仕方がありません。
皆さんご存知の諸事情があります。
もしかしたら、この後だってもっと大変なことにだってなりかねません。
やってまりました!!!
どうやら、もともとお寺も街も「修禅寺」だったようです。
あえて分けてみたようですが、逆に不自然と感じるのは私だけでしょうか・・・???
そんな話はさておき、この日は2月3日。
節分の日でした。
豆まきの準備が行われていました。
混み合いそうだったので、早速手洗い場に。
ん?
湯気?
肉眼では、うっすらとした湯気が見えました。
熱っ!!!
なんと温泉が出る手洗い場でした。
龍の口から温かい・・・?いや、熱めの温泉が出てきます。
手を清めるために、ささっと済ませるつもりだったのですが、あまりの気持ちよさに何度も温泉を手にかけまくってしまいました。
お寺からすぐの場所には「独鈷の湯」があります。
足湯となっているのですが、伊豆市の観光情報サイトでは「現在は見学のみで手や足をつけたり、入浴は不可となっております。」
・・・と、書いてあります。
ですが、特にそんな表示もなく。
知らなかった私は入りに行くわけです。
しばらくいましたが、注意を受けるわけでもなく、本当はどうなのかは不明のままです。
足湯を楽しんでいる写真は多く掲載されているので、もしかしたら、昨年の台風の影響で一時利用できなくなっていたのかもしれませんね。
そんなわけで、早速足を湯に入れるのですが、かなりの熱さです。
45度あるんじゃないかと思うほどの熱さです。
なかなか面白かったです。
街を流れる桂川に沿ってお散歩コースが続きます。
そして、竹林の小径。
短いながらも冬でも緑濃い竹林はとても綺麗です。
散策路の終点は「赤蛙公園」
小さな小川が流れているので春にはカエル君に会えるかもしれませんね。
蛍の生息地でもあるようです。
公園内の梅の花もとっても綺麗でした。
秋の紅葉の時季はまた違った景色が楽しめそうです。
次回は修善寺に宿泊し、もっとゆっくりしたいと思います。
おしまい。