♯32 湯河原 懐石旅庵 阿しか里
湯河原温泉の中でも特に一押しな「阿しか里」
まだまだ行ったことのない湯河原の宿はたくさんあると思うので、リピートはまだ先のことになってしまうと思いますが、とってもとっても素敵な宿でした。
ついつい歩きたい衝動にかられる私は湯河原駅から奥湯河原行きのバスに乗り、病院入口バス停で降り宿まで歩きました。
毎度のことですが、後悔するほどの坂道です。
事前に連絡しておくと湯河原駅からの送迎がありますので、次回は必ず利用しようと思います。
かなり心拍数が上がったところで宿に到着です。
どうやらちょっと遠回りしてしまったみたいです。
出迎えてくださったおかみさんに、あらあらお疲れ様です!!と(笑)
少しゆっくり・・と言っても、さっそく金麦を飲んでからお風呂へ向かいます。
昼間の温泉は最高です。
きらきらと窓に差し込む陽の光が心地よいです。
温泉が好き。
もっと温泉について知りたいって思うわけです。
温泉のソムリエって気になるわけです。
ですが、ちゃんとしたお風呂の入り方から学ぶわけです。
がっつりビール飲んでから入る温泉なんて、きっともってのほかなんでしょう(笑)
お風呂に入ってから更に飲み続けるのもダメダメですからねwww
そんなわけな今があります。
日が落ちかけた露天風呂は朝に負けない気持ち良さです。
なんて静かなんでしょう。
しばし、おしりを浮かばせてぷかぷかひとり遊びを楽しみます。
かなり痛いひとり遊びです。
湯上りのヤクルト。
美味しいですよね。
でもヤクルトってなんでこんなに小さいんでしょうか。
こんな風に置いてあったら2〜3本軽く飲んじゃいそうなんですが。
きっと1本で充分な栄養が詰まってる・・・のかな。
軽くお酒が抜けた感があり、お腹が減ったところで夕飯です。
素敵な食事処でいただきます。
懐石旅庵・・
食事が楽しみで仕方がありません。
まずは日本酒を。
足柄、海老名、厚木・・と、近場の酒蔵の利き酒セットです。
こうやって飲み比べると、より自分の好みがわかるのでありがたいです。
しかしながら・・・ついつい気が大きくなってオーダーしましたが、2500円ってのはどうです?
旅先でなければ絶対に頼まない金額です(笑)
ちなみに旦那さんの烏龍茶は570円です。
え?せこいこと書くなと(笑)?
蒸し海栗と山菜の琥珀寄せ。
海栗って?と。
雲丹(ウニ)なんですね。知りませんでした。
たしかに海にいるトゲトゲさんですね。
えびさんや、グリーンピースの豆腐などなど。
酒のあてですな。
食事の前半にちょこっと米ものが出てくることが多いですね。
「凌ぎ」として地鶏の五目ご飯がでてきました。
「凌ぎ」ってなんだろう?と調べてみますと・・
決まった食時の時間以外に出される軽食で、空腹を「凌ぐ」という意味があるそうです。
会席料理では献立の前半に出てくることが多いとのこと。
昔学んだはずなのに、すっかり忘れてるな・・と、改めて調べ直してみてみました。
そうなってくると、懐石料理と会席料理の違いは?
とか、ちょいと面倒くさい奴になってしまうので、今日はこの辺でやめておきます。
美味しいマグロが出てきました。
もう一切れ食べたい!!!
良い脂の乗り具合でした。
利き酒セットを早々を飲みきってしまったのでお代わりを。
千峰天青。
茅ヶ崎の熊澤酒造のお酒です。
こちらは1500円でした。
ジャガイモの湯葉茶巾。
ほっとする優しいお味です。
どれだけ私に日本酒を飲ませる気ですか(笑)?
和牛を軽く冷燻にかけた一品。
さっぱりといただけます。
最後のご飯はちょこっと盛りにしてもらいました。
穴子の旨煮やお新香もありまだまだ食べれそうでしたが我慢しました。
一品一品丁寧に仕上げられた美味しい夕飯でした。
ご馳走様でした。
一息ついた後、露天風呂に入ってから少し外に出てみました。
昼間とは違った雰囲気で素敵です。
翌日、目を覚ますと、気持ちの良い青空が広がっていました。
宿自体が高い場所にあるので部屋からの景色は最高です。
朝ごはんの前に最後のひとっぷろを楽しみます。
お部屋で朝から最後の金麦をいただき、朝ごはんを食べに食事処へ向かいます。
出来立てのお豆腐、あさりのお味噌汁、軽めで健康的な朝ごはんに幸せを感じます。
次はどこに行こうかね?
次の旅の計画がもう始まります。
つづく。