♯49 湯河原 大野屋旅館
私は雨女なんかじゃない!!
・・・と、言いたくなるほど雲一つない晴天に恵まれた湯河原旅。
「ゆがわら 大野屋旅館」にやってまいりました。
宿の部屋からは時間を忘れて見入ってしまうほどの紅葉を堪能できました。
湯河原の紅葉のピークは11月の最後の週というのはここ数年変わらない感じです。
宿の予約は大抵私です。
特に情報を伝えずに、ぐいぐい引っ張っていくのですが、珍しく・・と言うより、普段ほぼない旦那さんが予約した宿に宿泊です。
食事は控えめ懐石というプランだから、あとは頼んだ。
てな感じの一泊旅。
大野屋旅館をすぐにググって情報を仕入れます。
お宿一番のお薦めという舟盛りを逆に予約して、当日を迎えました。
湯河原の駅から奥湯河原行き、又は不動滝行きのバスに乗り約10分ちょっと。
落合橋のバス停から10分もかからない距離なのですが、かなり急斜面の坂道を登って行くことになるので、タクシーを使うのが無難かもしれません。
湯河原駅からだと1200円くらいでしょうか。
宿の前まで歩いて行くと、スタッフの方が外にいらっしゃり出迎えていただきました。
昭和16年に開業し、今年で78年目だそうです。
お部屋はかなり古さを感じますが、通された角部屋は、日の光がよく入り雰囲気は悪くないです。
朝晩共にお部屋で食事をいただけます。
自慢の温泉は、源泉の温度が80度以上もあるそうです。
できるだけ加水をしないように早めに湯をひき温度を調整し、良いお湯を楽しませてくれます。
温泉の成分や効能に疎い私ですが、美肌に効果的と言われている「メタケイ酸」という成分がとても豊富に含まれているそうです。
24時に男女の入れ替えがある「つばきの湯」と「さくらの湯」
そして貸切風呂の「さがみの湯」「するがの湯」が2ヶ所あります。
今回はプランに貸切風呂が含まれていましたが、通常利用だと45分2000円です。
夕飯ギリギリまで温泉と金麦を楽しみます。
↑ こちらが プラスで予約させていただいた舟盛りです。
お値段は4000円です。美しすぎる舟盛り!!!
マグロ・イカ・赤海老・イクラ・ホタテ・タイ ・アジ・赤貝 etc ...
どれを口に運んでも美味しく、それぞれの違った食感も楽しめます。
実は旦那さんはエビが苦手。
2尾いただいちゃいます。
お刺身で満腹になれるなんて幸せすぎです。
飽きることなく、海藻もツマも綺麗にいただきました。
間違いなくお薦めしちゃいます。
和な角煮も柔らかく、ほっこりします。
締めには鯛しゃぶです。
だしが出まくった雑炊は会話がなくなるほどの美味しさでした。
食事の美味しさは間違いなしです。
美味しさだけではなく、目でも楽しめる素敵な夕飯に、お腹も心も幸せいっぱいになれました。
まるで貸切風呂ですが、さくらの湯。
大浴場の露天風呂です。
最初から最後まで独りきりだったので、内湯、露天を何度も何度も堪能しました。
この後にビールを挟み、貸切風呂にも行ったので、のちの記憶がない程に爆睡することになります。
翌日も快晴です。
広葉樹が少なめな湯河原ですが、こんな眺めが見える宿は、この辺りだと多くはないと思います。
帰りはまたまた険しい坂を下っていきます。
美味しい舟盛りをまた堪能しに伺います。
おしまい。