ennchangの日記

温泉大好きennchangの旅の備忘録と日々のあれこれ

♯25 湯河原 結唯

神奈川県にある湯河原温泉

派手さはありません。

駅前には2017年に隈研吾さんが手掛けた広場が完成し、素敵感は増しましたが、たくさんの観光客でごったがえしているお隣の熱海駅とは違います。

そんなちょっぴり落ち着いた湯河原が好きだったりします。

 

いつか泊まってみたい宿はまだまだあります。

 

今回の宿は「結唯」です。

http://www.okuyugawara.jp/yui/

奥湯河原でも特に素敵な宿ですが、やはりお値段は高めです。

頑張ってTポイントを貯めて貯めて(笑)予算内におさめての参戦です。

 

これから秋を迎えようとしている9月に利用しました。

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お部屋に入ると9メールもある大きな窓が出迎えてくれます。

かなりのインパクトです。

自分のiPhone、目が眩んだのでしょうか(笑)奥の緑がCGのようです。

それぐらいに光に反射した緑がお部屋に飛び込んできます。

 

基本の和室「千、麓、恩、来」と、お庭もある「鳳」

そして離れのお部屋のみの小さな宿です。

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今回お世話になったのは「麓」です。

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外には滝が流れ、窓を開けると水の音が響き渡ります。

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ただただ緑の美しさに圧倒されます。

贅沢な時間を過ごせます。

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12畳と6畳の次の間のゆったとしたお部屋でまずはお茶をいただきます。

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奥湯河原ではきび餅がよく振る舞われます。

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自分は早速ビールです。

瓶ビール、最高です。

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ご自由にお飲みくださいと冷蔵庫に入ってます。

 

さてさて、酔っ払う前にお風呂へ向かいます。

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コンパクトですが、誰に会うことなく、独り占めで入れちゃいました。

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川の音が響く露天風呂はたまらなく気持ちが良いです。

とっても柔らかいお湯です。

化粧水のようなしっとりしたお湯と心地よい風を感じながら、日頃の疲れをリセットします。

 

緑の濃い季節も素敵ですが、紅葉が楽しめる頃にはまた違った美しさを感じれること間違いなしです。

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お風呂後にはちょいと健康志向で。

ビール前に水分とっときます。

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湯河原温泉の歴史は1300年もの前に始まっているんですね!!

温泉のお湯は寒い冬に入ってもポカポカが続きます。

お家で入ると出た瞬間から寒いです。

いったい何がどう違うんでしょう。

そろそろ本気で温泉を学びたくなってきます。

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こんな昔の湯河原の絵図も。

藤田屋さんの名前も!!

奥深い湯河原です。

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夕飯の時間です。

お食事処の前にはゆったりスペースがありました。

f:id:ennchang:20190731205522j:plain日本酒からスタートです。

すでに散々飲んでます(笑)これ以上飲まないように注意しなければなりません。

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9月初旬。すでに秋を感じるしつらえです。

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とても舌触りの良い茶碗蒸しからのスタートです。

なめらかでお出汁の香りがホワッと沁みる一品です。

なかには、なんとスッポンがお出迎えです。

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贅沢な器です。

ホタテとウドの和え物は特に器の柑橘の香りがアクセントとなり美味しかったです。

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かに真薯。

お出汁の日本。

この味が出せるのは日本だけですね。

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お造りも美しいです。

角がしっかりとれた新鮮なお魚は歯ごたえがあり、美味しく、そして日本酒が止まりません。

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贅沢とは・・

まさしくこれ!!を堪能します。

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お茄子をまたまた美味しいお出汁でいただき・・

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とても綺麗です。

これから秋を迎えることを感じる一皿です。

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お次は牛タンに吉野葛を合わせた一品です。

お料理の美味しい宿はお出汁で人を頷かせますね。

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なますで最後のお口直しです。

ちょっと、柿をすくって食べたくなります。

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ご飯に夢中になり、日本酒が残りましたが、最後までしっかり飲みます。

松茸のご飯はもちろん美味しかったですが、紫蘇を巻いたたくわんは、ありそうでなかなかない買って帰りたい一品でした。

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季節を感じさせる献立の数々でしたが、デザートにもしっかりです。

まるでお月見を思わせます。

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食事が終わり、横を見るとこんなに素敵な明かりだったことに気づきます。

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お部屋に続く廊下も暖かい明かりに包まれていました。

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お部屋に戻るとお布団が引いてありました。

そしてテーブルには・・・

満腹で帰ってきたお部屋には、なんとお稲荷さんが(笑)

お風呂後にビールを飲む余力を残したかった自分は遠慮しましたが、旦那さんがしっかり食べてくれました。

 

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お風呂上がりに寝転がり締めビール。

普段はここまでしつこつ飲んでいません(笑)

 

 

旅での朝はいつもより早起きです。

温泉を堪能します。

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お風呂上がりの飲み物が変わってました。

牛乳をチョイス。

胃が動き出し、お腹が空いて仕方がありません。

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この自然の眺めを見るためだけに訪れたくなります。

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朝ごはんの前に軽く飲んでます。

早起きの特権と言っておきます(笑)

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待ちに待った朝ごはんです。

搾りたてのみかんのジュース、美味しくてたまりません。

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毎日こんな朝ごはんが食べれたらどんなに幸せでしょう・・

しかしながら、毎日食べられないから、こうやって旅に出るんですよね。

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焼きたてのアジは大好きな一品です。

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手造り豆腐は温かい餡に絡めていただきます。

ついついご飯をおかわりしちゃいます。

 

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夜も素敵でしたが、朝のこの解放感もかなり良いです。

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目に入る全ての空間が心地よく、自然を感じることができます。

 

 

こんな贅沢な時間を過ごすことができました。

秋の紅葉、雪が舞う冬。

是非違う季節にも訪れてみたい宿でした。

 

ありがとうございました。