♯29 伊豆高原 杜の湯 きらの里 No.1
伊豆高原からすぐの八幡野温泉郷「杜の湯 きらの里」を訪れたのは昨年10月。
まさに今の暑い8月に予約を取っておきたい宿だと思います。
直前に予約するよりもお得なプランがあり、一人数千円お安くなったり、お部屋をグレードアップできたりと、お値打ち価格で泊まることができるかもしれません。
夏休みがあるこの時期よりむしろ秋が深くなる10月以降に高くなる宿です。
お部屋のタイプも色々なので、是非ゆっくり選んでみてください。
年寄りがいるのに階段の上り下りが多い部屋で最低だった!!荷物も運んでくれなかった!!
と、ネットに口コミがあったり・・と、怖い世の中なので(笑)
そんな私も階段が続く(笑)コテージ風の客室「別邸山の音」を選択しました。
約6600坪もある敷地には昔懐かしい日本の里山を思いおこさせる素敵な風景を楽しむことができます。
そう言えば伊豆高原に来るのは久しぶりでした。
しかも電車で来るのは初めてです。
踊り子に乗ってきました。
普段は東海道線の旅なので電車賃があまりかかりませんが・・
踊り子に乗ると川崎から片道4352円です。
あいたたた。
でもゆったり座っていけますし、さすがに東海道線では飲まないビールもボックス席で飲めちゃいましたww
1時間44分で到着。あっという間です。
で、最初のアクシデント。
送迎バスに乗れなかった!!!(笑)
駅に着くと、すでにバスが来ていました。
駅の敷地内ではタバコを吸う場所がなさそうだったので、しばし外に出ていたら、バスが満員になってしまってました。
・・・自業自得ですから。
すでに機嫌の悪い旦那さんをなだめ(あんたが吸いたいって言ったんじゃんか)
・・と、思いつつも、ここは旅の途中。
仲良くが鉄則です。
バスは折り返しすぐ来ますので、どうぞ中でお待ち下さいと言われたのですが、お天気が良いこんな日。
歩いて行ってみよう!!と、言ったのが次のアクシデント。
思ったよりも坂が急でして。
旦那さんの機嫌は悪くなるばかり。
・・確かに急な坂道ですが、時間にすればたったの10分ちょっと。
しかも振り返れば素敵な海。
私の心は海のように寛大です。
途中どんぐりを拾いながら進んでいきます。
どうにか到着。
これで、旦那さんの機嫌が戻ると思いきや第三のアクシデント。
帳場が混みこみでかなりの時間を要しました。
人気の宿だね。
またまたなだめてみます。
宿泊したのは日曜日。
昨日に比べれば静かな方のはず。
とにかくまずはゆっくりしなくてはです。
やっとお部屋に到着です。
広々していて素敵です。
縦に長いお部屋です。
ちょっと古いですが、マッサージチェアーも。
緑豊かで本当に気持ちが良いです。
お部屋にはお風呂はなく、シャワーのみですが、この宿だったら必要はないと思い、この部屋を選びました。
敷地内には2つの源泉があり、大浴場「杜の湯」には8つも湯船があります。
その他に、空いていれば自由に入れる貸切風呂が3つもあるんです。
せっかちな私は早速ビールを持って貸切風呂へ向かいます。
遠回りをすれば、エレベーターを使って下に行けますが、草履をはいてゆっくり下に降りていくのも悪くないです。
階段の上り下りはちょっと・・と言う方でしたら、帳場の上の本館「旅籠八幡野」に宿泊すれば、食事処も近く移動距離も少なくてすみます。
一つはどなたかが利用しているようです。
私は「弐の湯 竹仙」を選んでみました。
ちっちゃい!!!
ものすごく可愛いお風呂です。
一人で来て良かったです。
まだ旦那さんの機嫌が悪くなるところでした(笑)
いやいや最高ですよ。
昼間こんな場所で一人金麦を飲みながらまったりできるなんて幸せ過ぎます。
いつもと違うのは、電車内でも飲んでること。
そして宿に着きもう一本。
時間はあいてるにしても3本目。
いい気分になりすぎです(笑)
淵に座り、しばしの瞑想。
目を開ければ山の緑。
人はこうやって自分の大好きな時間を作るべきですね。
すっかり癒されましたが、せっかくなんで、大浴場にも行ってみました。
ヒノキの香りが心地よい広いお風呂です。
昼も夜も朝も入りましたが、朝が一番気持ち良かったです。
この打たせ湯だけはあまり興味がわきませんでした。
うっすら暗い湯船は雰囲気抜群です。
独り湯めぐりを堪能し、大浴場を出るとみんな大好きヤクルトが!!
2本飲んで(笑)少しクールダウンです。
日も傾き始め、秋の気配を感じる心地よい風が吹きます。
かかし。
久しぶりに見ました。
うさぎ小屋を発見!!
のんびり歩いてるだけで癒されちゃいます。
畑があり、田んぼがあり、一つの村のように感じます。
また坂を登り、そして部屋までの最後の階段を登り・・
良い運動をしたので腹ペコです。
旦那さんもお風呂へ出かけたようです。
もう一本金麦を飲んで夕飯を待ちます。
つづく。