♯５９ 伊豆 吉奈温泉 東府や Resort & Spa - Izu No.2 感動しまくりな夕食編

東府や Resort & Spa - Izu での夕食は１８時からと１９時から選択できました。

１９時に予約し、敷地内を散策したり、貸切風呂に入ったりしていたらあっという間でした。

江戸時代の建物を活かしてリノベーションした「懐石茶や 水音」

屋根の茅葺がとっても素敵です。

お品書き。

節分にちなんで、ご飯には恵方巻きをご用意してますとのこと。

まずは日本酒を。

左の小鉢には、人参で型どられた「鬼」と、南瓜の「金棒」

そして福豆まで。

遊び心あるじゃない！！と、微笑ましい一皿ですが、ちゃんと美味しい！！

色合いも良く季節感も味わえますが、

よく見てみると、全く違ったもの・・つまり違った料理がぎゅっと一皿の上に詰まっています。

右から逆時計周りに

・合鴨のロース煮

・花豆

・エビ

・鰯の昆布巻き

・蛸の足

・炊大根

・カニの卵焼き

・炙ったカラスミ

・ナマコの酢物

・ナタネの白掛け、クコの実

・生姜の浅漬け

一緒に炊いてあるのもあるかもしれませんが、どれも独立した違った味わいがあり、

盛り付けも素敵ですし、とても満足感のあるひと皿だと感心してしまいました。

特に、菜種に乗せた白掛けは、口に入れた瞬間に豆腐の香りが広がり、ほんのちょっとのソースの為への丁寧な仕事に感動すら覚えます。

玉子のような器が出てきました。

フカヒレ餡がかかった口当たり滑らかな茶碗蒸しでした。

柑橘の香りも爽やかです。

先ほどの白掛けでもありましたが、東府やでは、とても美味しい豆腐が食べる事ができます。

２０１９年４月に敷地内に「とうふ伊豆庵」がオープンしました。

ランチのみ営業しているようで、直売所もあるのでお土産を買いに寄ってみたかったのですが、宿泊した翌日は定休日でした。

残念。

また来る機会があれば是非伺いたいと思います。

お造りは沼津の漁港より。

少しずつですが、薬味も色々あり、すべて美味しくいただけました。

鰯のお刺身にもちょっとしたひと工夫が。

大根おろしと小葱、そして軽く酢醤油の風味があり、とても食べやすくなっていました。

鰯や鯵のお刺身は好きなのですが、ちょっとでも味が落ちると、途端に臭みを感じ一気に苦手な味になってしまいます。

そのままでも十分美味しいだろう鰯に一手間を加え更に美味しく感じました。

お刺身を食べていると、お鍋が用意されました。

メインはしゃぶしゃぶです。

お肉と野菜が登場です。

美しい！！！！！！！

こちらの牛さんは「あしたか牛」と言って、静岡県東部の愛鷹（あしたか）山麓の裾野にある富士箱根伊豆国立公園に囲まれた絶好の環境で飼育されているそうです。

早速、しゃぶしゃぶしていきます。

ゴマだれと、ポン酢が用意されています。

とにかく柔らかく、脂の旨味も最高です。

今年始まってまもないですが、今年一番の贅沢がやってきました！！！

だいぶ興奮してしまった夜であります。

ご飯にも変えられるとの事でしたが、せっかくなので恵方巻きをいただきました。

そして、カットしないで出せますとの事でしたが、せっかくなのでカットしていただきました。

アナゴ、卵、きゅうり、ごぼう、桜でんぶ。

・・・今日の今日、そして今の今まで「桜でんぶ」を「桜でん「ぷ」」だと思っていました。

知らなかった・・・。

恥ずかしいので、とりあえず忘れましょう。

久しぶりに太巻きを食べてほっこりしました。

赤だしの金目鯛汁も良いお味です。

・・・お腹ははち切れんばかりです。

デザートも割とボリューミー。

スイートポテトのアイスが面白かったです。

驚いたのは「せとか」の糖度と酸味のバランスの素晴らしさです。

冗談抜きに、世の中にこんなに美味しいミカンがあるのかと思うほどです。

柑橘の最高峰、柑橘の大トロなんて呼ばれる理由がよくわかりました。

ここ最近にないほどの満腹感ではありましたが、全部美味しくいただきました。

歳を重ねてもなんでも美味しく食べられる丈夫な胃を保つにはどうすればいいのでしょうか。

今後の課題ですね。

とってもとっても幸せな夕飯でした。

ごちそうさまでした。

つづく。