ennchangの日記

温泉大好きennchangの旅の備忘録と日々のあれこれ

♯46 湯河原 富士屋旅館 No.2 ワクワク感満載の夕食

旅の楽しみは・・・

食・風呂・酒 ・・と、お天気。 あとお散歩も!!

 

↑ 順位はさておき(笑)

 

 

今回お世話になった富士屋旅館の夕食は、献立表を見る限り、どんな感じ???

が、つかめなく面白さがありました。

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とりあえず、今までタレでしか食べたことがない鰻を塩焼きで頂く不安と楽しみ。

・・と、酔蟹も初!!!

高級中国料理のお店で季節になるとお目見えする酔蟹。

なんとなく中華って呼ぶより中国料理という呼び方のイメージを勝手に持っていました。

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そんな食事処「瓢六亭」

どことなく中国っぽいです。

 

香りの良いタオルで顔を拭き拭き・・

スタッフの方がですね、顔とか拭いちゃってくださいって言うんですよ。

あえての?かなり水分の多い熱々のタオルだったのですが、最高に気持ちが良い!!

 

・・・世の男性が羨ましと思いました。

仕事終わりの飲み屋での蒸しタオル、たまらないのでしょうね。

 

今夜は温泉に入ってすっぴんです!!!

お顔を蒸してやりましたよ。

後に若干乾燥気味になってしまったのは油分不足なお年頃のせいですね。

 

わちゃわちゃ楽しんでいたところに一品目がやってきました。

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「豆ずし」

ヒラマサを乗せた寿司を白菜で巻いたものでした。

スダチを搾って一口でいただきます。

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そして日本酒を一口・・・。

たまらんです。

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いたって普通なメニュー表記なんですが、お酒を頼んでみると、何合飲まれますか?と聞かれました。

メニューには一合の値段が表記されていて、あとは二合三合とお好みで頼めるようになっていました。

私にはありがたいオーダーの仕方です。

二合頼みました。

おちょこは2つではなく、1つです。

飲むのは私だけですから。

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「 薬膳スープ」

ごぼう、しいたけ、クコの実などなど。

お肉は地元で獲れた鹿の肉とのこと。

毎日でも頂きたい、いかにも身体に良さそうなスープ。

酒飲みには嬉しいスタートです。

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「旬魚」

マグロ、タイ、カマスは炙りで。

ツマも大葉も実も花も全部いただきます。

カマススダチがとても合いました。

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「山川」

その名の通り、山と川のご馳走が「瓢六」を逆にもじった「むびょう」で表した一皿です。

銀杏、ムカゴ、川魚に・・落花生の横にいたイノシシの肉が隠れてました。

燻された落花生の香りがとても良く、身体に染み渡る旨味を感じる一皿です。

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あ・・・・

日本酒が終わってしまいます。

ここからはスローペースで(笑)

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「海老芋」

どこまでもシンプルに攻め込んできます。

食材が良いので、そんなシンプルさがたまらなく美味しいです。

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「鰻塩焼」

多分初めて食べるであろう塩焼。

塩山椒でいただきます。

皮目をパリッパリに焼き上げ、ごまかしようのない塩焼の真っ向勝負でやってきました。

とっても良い状態で供され、パリパリの熱々です。

文句のつけようがありません。

・・山椒たっぷり使ったせいで、唇が痺れてしまい笑えました。

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「百日柿」

柿の天婦羅を初めて食べましたが、干柿を天婦羅にする地域もあるそうです。

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強肴として登場したのが「酔蟹」

呑んべいの私としては「酒の友」と思っていたのですが、まさかの「米の友」としてやってきました。

 

紹興酒に漬け込んだ蟹サン。

上海蟹なのかはお聞きしませんでしたが、お酒はもちろんのこと、ご飯でも美味しくいただけました。

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美味しくいただきはしましたが、紹興酒と共に楽しんでみたいのが本音でした(笑)

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締めに自家製のイクラ

甘みのある魚沼産コシヒカリイクラ

・・・酒、忘れますよ。

美味すぎです。

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「甘味」

きび餅、やっぱり美味しいです。

美味しいですが、ウエルカムのお菓子とかぶるのは初体験です。

デザートを一切作らないこちらの料理長、そして、料理に関してはグイグイくる手作り感。私にはたまらなかったです。

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あ・・・夜は黒蜜がついてました(笑)

 

 

ごちそうさまでした。

美味しいはもちろんのこと、シンプルに、そして丁寧に調理された食材たちが印象的で、また食べたい!!と、思う幸せな夕食でした。

 

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食事を終え、ちょいと外へ。

夜の雰囲気もまた素敵です。

 

 

続けて朝食も載せちゃいます。

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朝食の始まりは蜜柑ジュースでした。

本物の100%です。

漉したりもしていないので、果肉やら薄皮もぜーんぶ入ってます。

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たまに食べる「和」の朝食はやっぱり嬉しいです。

どうしても普段は簡単に済ませようと、パン食になってしまいます。

 

特に美味しかったのは、焼きたてのカマスでした。

熱々で身はふっくら柔らかかったです。

 

明太子は自家製とのこと。

お土産に買って帰りたいくらいです。

 

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ご飯をお代わりして、とろろご飯で〆させていただきました。

 

・・・仕事辞めたら、朝食は和食にしたい!!!

と、言い訳じみたことを考えながらの(笑)ごちそうさまです!!

 

デザートはやっぱりなかったです(笑)

 

食事がとってもとっても美味しいお宿でした。

今回は新館に泊まりましたが、洛味荘や旧館にも是非泊まってみたいです。

 

大変お世話になりました。

 

おしまい。

 

 

 

富士屋旅館 湯河原